honkyouomotometeのブログ

一度きりの人生、あともどりもできない。
今日ベストの歩みができたらいいなあ。
思ったことを書いていきたい。

神様の心痛

すなわちあなたの神、主が彼らをあなたに渡して、これを撃たせられる時は、あなたは彼らを全く滅ぼさなければならない。彼らに何の哀れみをも示してはならない。(申命記七章)


サムエルはサウルにこう言いました。“万軍の主は、こう仰せられる。”わたしは、アマレクがイスラエルにした事、すなわちイスラエルがエジプトから上ってきた時、その途中で敵対したことについて彼らを罰するであろう。今、行ってアマレクを撃ち、そのすべての持ち物を滅ぼしつくせ、彼らをゆるすな。男も女も、幼な子を乳飲み子も、牛も羊も、らくだも、ろばも皆、殺せ“。(サムエル記上15章)


愛なる神様がこんなひどいことをさせざるをえないということに心が痛みます。アブラハムがイサク献祭に成功したことによって、神様は選民を形成していくことができるようになって本当に良かったわけですが、もしもあの時アブラハムが、はとをも裂いてさえいれば、イスラエル民族はエジプトに行かずに地元でイスラエル民族を形成していくことができたわけですから、上記のような皆殺しにせよというような命令を神様は下す必要がなかったわけです。


イスラエルは四百年の間に先住民がすでに住みついてしまっているカナンに侵攻していきました。神様の命令はそこで良心的に生きている人も、女も子供も皆滅ぼし尽くすことでした。全くゼロからイスラエルの建国をしなければならなかったためでした。そうしてはじめて善の主権を打ち立てられるからです。そのために上記のような非情な命令をせざるをえなかった神様でしたが、結局イスラエルは不信して崩れていきました。


旧約聖書を読むと神様の悲しみの心情が伝わってきます。


韓氏オモニが亨進様を追い出してしまったがゆえに、天一国の創建はより一層困難な道になってしまいました。その困難を乗り越えて行くために私たちの王様は、私たちが生き残っていけるように訓練をしてくださっておられます。


私たちは、無為に生活したりして気づかないうちに神様に心痛を与えてしまっているかもしれません。神様に喜んで頂けるように心していきたいものです。



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