honkyouomotometeのブログ

一度きりの人生、あともどりもできない。
今日ベストの歩みができたらいいなあ。
思ったことを書いていきたい。

何もしない羊であってはいけない

教訓的な話を一つ聞きました。
ある日、井戸に一匹の羊が落ちました。羊の鳴き声を聞いて羊飼いが走ってきました。羊飼いは、哀れな羊を井戸から救い出すためにあらゆる努力をしました。しかし、羊を救う方法を探し出すことはできませんでした。
羊を井戸に残したままならば、どのみち井戸は使えなくなります。羊飼いは、羊を井戸に残したまま井戸を埋めて閉鎖してしまおうと決心しました。彼は友人を呼び集め、井戸を埋め始めました。
たくさんの土が井戸の中に投げ入れられ、羊はとても驚き、狼狽しました。羊飼いは本当に真心を込めて羊の世話をしてきたのです。羊も羊飼いによく従いました。ところが今、羊は、羊飼いの手によって生き埋めにされようとしているのです。羊は悲鳴を上げました。人々もつらい気持ちでした。
ところが、ある瞬間、羊の悲鳴が聞こえなくなったのです。羊飼いは不思議に思って、井戸の中をのぞき込みました。すると、驚くべき光景がそこにあったのです。羊は、頭や背中に落ちてくる土を振り払ってはその土を踏み固め、その上に立っていました。羊飼いはさらに土を入れ続け、羊はそのたびにそれを振り払って固めていく。こうして羊は少しずつ上に上がっていき、ついに井戸から抜け出ることができました。
私たちの人生にも、上から落ちてくる土のような障害や苦難、試練があります。多くの人々は、自分が土に埋もれてしまうまで何もしようとはしません。しかし、絶対にそのように放っておいてはいけないのです。井戸に落ちたあの羊のように、土を振り払ってそれをしっかりと踏み固め、その上に立たなければなりません。そのようにできれば、人生における障害や苦難、試練は、かえって私たちをより強く成長させるための良き糧となり、さらに足場ともなることでしょう。
(亨進様のメッセージ 祝福家庭 69より)




ヨハネの福音書 第三章三十節
彼は必ず栄え、わたしは衰える


サンクチュアリは必ず栄え、家庭連合は衰える


家庭連合から天運は離れ、サンクチュアリに天運はあります。
障害や苦難、試練を私たちの成長の糧として発展していきましょう。



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