昨日のニューヨークDaily Newsに次のような記事が掲載されていました。

バージニア州に住んでいるジャックの家が全焼しました。彼は有名なジャンボ宝くじ当選者です。

宝くじに会って以来、次々と悪いことが起こりました。

火事で家が燃えましたが、火災保険に入っていなかったので全損です。

２００２年に宝くじが当たりました。税引後１１３ミリオンドル（約１２４億円）が手に入りました。

２００３年８月　車に入れていた＄５４５０００（約６０００万円）を盗まれました。
彼は現金を持ち歩いていました。
２００４年１月　又同じことが起こり大金を盗まれました。しかしこのお金は結局戻ってきました。

それから一年もたたないうちに、今度は孫娘のボーイフレンド（１８歳）が死体で発見されました。死因は麻薬の打ちすぎによるものでした。

数か月後には孫娘（１７歳）がプラスチックシートにくるまれて見つかりました。死因は特定されず、犯人も捕まっていません。

２００７年お金を使い切りました。２００９年娘が死にました。

これらの災難は宝くじに当たったせい。

”孫娘はお金のゆえに死にました。彼女は私の人生の輝く星でしたし、私の全てでした。”と語りました。（２００７年ABCニュース）

私の妻は当たった宝くじを破り捨てたいと言いました。自分もそれを破り捨てたい。

宝くじに当たった人は幸せになるよりもかえって不幸になっているとよく聞きますが、その通りだなと思わされました。突然、大金が手に入ればその人の人生を狂わせてしまいます。今回、火事で家をなくしましたが、幸い本人も奥さんも無事でした。命はなにものにもかえられません。彼らは幸運でした。

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